廣中智紗衣が地元初優出！

5日目の前半は向い風が吹き、まくりが利く水面コンディション。波乱を匂わせたが、午後になると弱めの横風に。準優はインを活かした日高逸子、山川美由紀、永井聖美がきっちり逃げを決めた。

優勝戦の1号艇は永井。今節は行き足が抜群でトップスタートを連発。「最近は30％以下のエンジンが多かった。今節は半年振りくらいにいい感触。持ち味を活かせる足だし、レースが楽しい」と。死角らしい死角は見当たらないだけに、久々の優勝は目前と言える。

山川、日高のベテラン勢がスローを固める。山川は準優前に本体を組み直して「本当に良くなった」と好感触。節イチ評価の西坂香松との試運転では「ホームの足は一緒。バックは少しやられるけど、いい感じになってる」と。完調を言える動きなら、侮れない。日高は回り足、行き足が上々。レース巧者だけに一発怖い存在。

4号艇は片岡恵里。差してバック伸びる足で、永井と同等かそれ以上の気配。スムーズに差せれば上位進出が狙える。廣中智紗衣は地元初優出。「嬉しいですね。ミラクルがおきて、優勝できれば」と。差し巧者だけに、うまく間隙を突きたいところ。6号艇は岸恵子。ここ一番でのスタート戦は怖いが6コースが濃厚だけに、展開の助けも必要になる。