佐竹友樹が無傷の3連勝！

2日目も航行船の通過はなく、ベストコンディションといえる中でのレースに。1号艇は4勝2着5本。水面が良かったこともあってセンター勢の活躍も目立った1日となった。配当的には万舟券が4本飛び出すなど高配当決着もあった一方で、パワー上位の選手が結果を出したレースも多く、本命サイドの決着も少なくなかった。

予選ラストを前に得点率トップに立つのは佐竹友樹。エース18号機を味方に、ここまで無傷の3連勝。2日目は圧巻のまくり連発と、レース内容も抜群だ。「伸びは上位級だし、スタートが決まれば1Mで仕留められる足」と佐竹自身が話すとおり、伸びを中心に舟足はトップクラスの評価。6枠からの予選ラストだが、ここでも白星を積み重ねることができれば完全Vへの期待も大いに高まる。

その佐竹を追うのが石渡鉄兵、作間章の師弟コンビ。機力的には中堅上位ながら、さすがのレース運びが光るのが石渡。作間は「18号機とも変わらない足」と仕上がりの良さが光っている。佐竹が6枠で取りこぼすようだと、この両者のどちらかが予選トップ通過となる可能性が高い。特に3日目11Rで佐竹との直接対決が待つ作間は、きっちりインから逃げて自力で準優1枠のイスを引き寄せたいところ。

ボーダー付近の争いも激戦模様で、足いい大池佑来や渡邉雄朗がメイチの勝負態勢。2日目は石渡に競り勝って「初優勝した時と同じくらい嬉しい」と笑顔を見せた佐藤大佑も、7R1号艇から1着条件の勝負駆けが待つ。