選抜戦は飯山泰が逃げ切り成功！

初日。メーンカードの戸田選抜戦は、中ヘコミの嫌な隊形を克服してインの飯山泰が逃げ切りに成功した。見た目的にターン足はまだ調整途上感が漂うが、パワー自体は上位印象というレース内容。初日は3、1着という成績。まくり差した村田修次が2着。こちらは逆にターン足、操作系の調整は早そうだが、立ち上がり後の足にもう一つパンチが欲しい状態か。

機力という面で最も目を引いたのは、やはりというべきか若林将。1Mは切込み失敗でBSは4、5着という位置取りだったが、ターンごとに次々と前をかわして、最後は村田に迫る3着。初戦のウインウイン2はシード選手の役割をしっかり果たしてまくり勝ちしており、初日は1、3着。久々の戸田で「まだターンマークの振り方に違和感がある」と水面への戸惑いは少しある様子だが、今節の現状ムードはナンバー1だ。

坂元浩仁は若林に競り落とされ4着。長岡茂一は2コースでは珍しく大幅な出負けで6着大敗だったが、足自体はそう悪くない印象で巻き返しが望める。重症なのは金子拓矢で、スリット付近から下がり気味、選抜は1Mほぼ参加できずの形…。大きい整備をするにしても2日目は4R1回乗艇と出番が早いので、ここを終わってからの仕事となりそうか…。

一般予選組ではベテランの川名稔と牧宏次が連勝の活躍。地元の有賀達也も2連対。3者ともに足色は上々でシリーズ上位陣を脅かす存在となって行きそうだ。