ボートレース江戸川

江戸川

海野康志郎が準パーフェクトV!!

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15日から争われていた「第29回全国ボートレース専門紙記者クラブ杯」。初日は逃げが1本も決まらないという波乱の幕開けとなったが、そんな中で看板19号機を手にした海野康志郎が初日から存在感を見せる走りでシリーズを牽引。準パーフェクトペースで予選をクリアし、優勝戦も1号艇で圧倒的な人気を集めた。

レースは4号艇の谷野錬志、5号艇の村田敦がともにコンマ11のトップスタートを決めたが、スロー勢もそれぞれが1艇身前後の好スタート。谷野に合わせて3コースから丸野一樹がまくって出たが、その攻めを受け止めて海野が1M先取り。差し回りとなった谷野がバックで海野に内から迫ったが、パワーの差もあって惜しくも届かず。そのまま海野が2Mを先取りするとあとは1人旅。危なげなく先頭でゴールし、今年4度目、通算では16度目、江戸川では3度目の優出で初の優勝となった。2着は谷野が2Mで6号艇の山本景士郎をさばいて確保。3着には2周1Mで山本をまくった丸野が入線し、人気サイドでの決着となった。

今節の初日に29歳の誕生日を迎えてのシリーズとなったが、圧倒的なパワーを武器に終わってみれば準パーフェクト優勝。今節唯一の2着となった江戸川選抜戦も一旦は先頭を走っていただけに、そこだけは少し悔やまれる部分もあるが、それを差し引いても今節の走りは圧巻の一言。まさに海野一色のシリーズだったといっていいだろう。