V戦5枠の山地正樹が前付け宣言！

4日目は、10Rまで3号艇の1着が6回でインが全滅。これぞ戸田という流れとなった。準優戦は土屋智則、山田哲也と1枠勢がしっかり逃げて仕事をはたし、V戦は好枠を固める。ただ5枠には前付けを匂わせる山地正樹の姿があり、波乱含みのファイナルとなりそうだ。

5枠の山地が「スタート展示は70mになっても内を取りに行く。その感じで進入は考える」ときつい前付け宣言。今節の山地の動き方を考えると進入は152カド346になりそうだが、土屋と枝尾賢がコース突っ張るケースや、3カドに引くケースも考えておきたい。山地は手前系の足はまずまず良く、内が少し深くても残せる回り足もある。

1号艇の山田は舟足的にはターン足にやや甘さを残すものの、足自体はまずまず。ただ山地のきつい前付けで100m手前の起こしになる可能性が高い。そうなると逃走確率は4割まで下がりそうだ。

土屋もコース取りに関しては曲者。2コースで突っ張る可能性は高いが、本番で3カドを選択する事もあり得る。枝尾は山地に内を深くしてもらっての4カドだと、グッと勝利確率が上がる。まくりタイプではないのでまくり差しに的を絞るか。

中嶋健一郎は整備成功で機力面は上がり目。5カドも考えられ、まくり、まくり差しの両面作戦で突き抜けも考えられる。沢田昭宏は展開待ちの6コース。ターン足はあるが自力は厳しく、ジカ内の可能性が高い中嶋が握り気味に出た時の最内差し2、3着狙いが妙手か。