桐生
桐生
吉田一郎が優勝戦1号艇を獲得!
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
予選ラストの攻防が繰り広げられた3日目は、朝から強風が吹いた。そのため1Rから安定板が着用され、レースは2周戦という措置が取られた。その後は風が収まり、6Rから3周戦に戻り、終盤は安定板も外された。
そんな中、優勝戦ベスト6をかけた勝負駆けが行われ、ポールポジション争いは激戦となった。2日目終了時点でトップの前野竜一は3R5号艇で登場。上位着なら1号艇が確定したのだが、なんと6着大敗。一方、7Rで4コースから目の覚めるようなまくり差しで快勝した吉田一郎が暫定トップとなった。
続く8Rは地元・藤生雄人がイン戦で登場。ここで逃げれば藤生が1号艇という状況の中、伏兵・吉田裕平がまさかの突き抜けで大波乱。藤生は3着に敗れて、優勝戦の絶好枠は吉田一に転がり込んだ。
さらに波乱は続く。予選ラストの10R、地元期待の関浩哉が6号艇で登場。今節はすべて外のコースに出て勝負をしているが、連日軽快なターンで快進撃を続けており、3日目前半6Rでも舟券に絡む3着。迎えた10Rは1Mで鋭いハンドルを入れてバックで浮上。格上の畑和宏と競り合う形になったが、2周1Mで鮮やかなターンを決めて勝利。この1着で優勝戦2号艇を手にした。優勝戦も6コースから勝負すると宣言した関。乗り心地は光っており、ターン回りも抜群だ。地元初優出の勢いのまま、デビュー初Vといきたいところ。
迎え撃つ1号艇の吉田一は「初日の1号艇で関くんにやられているから、それを頭に入れていきますよ」とリベンジに燃えている。また、ベスト6の機力相場では藤生もバランス型で上位。この地元両者を1号艇の吉田一がどう受け止めるのかに注目したい。
エンジンパワーランキング
【上位】
高橋二朗、吉田一郎、藤生雄人、関浩哉、松山靖
【中堅】
久富政弘、田野邊秀樹、崎利仁、前野竜一、三好勇人、田中和也、坂元浩仁、乃村康友、吉田裕平、中村聡志、畑竜生
【中堅】
土井内大助、松本真吾、浅和重哉、中村真、坂野泰章、安東将、河上哲也、畑和宏、伊藤宏、今泉徹、水野暁広、山根大樹、渡辺真至、飯山泰、眞田英二、丹下将、竹田吉行、下河雅史、鹿島敏弘、本多宏和
【下位】
冨田秀幸、木村恒一、佐藤大介、浦上拓也、榎幸司、麻生慎介、上野真之介