永田秀二、原田佑実がV！！

最終日は第11Rで男子、第12Rで女子のW優勝戦が行われた。

進入から激戦必至だった男子優勝戦。展示では6号艇・市川哲也が1つ内に入って12346カド5の並びとなったが、本番はピット離れで3号艇・鳥居塚孝博が遅れてしまい、進入は124カド563。スタートでは2号艇の白井友晴がヘコんだが、節一級の足を誇るイン永田秀二は「壁ナシ」の状況もなんのその。3コースから大場敏がまくり差しで迫り、バックで舳先が入ったかに見えたが、バックで鬼足をうならせて2Mを先取り。逃げ切りVを飾った。2着は2Mで切り返した乙津康志、3着は道中大場を逆転した白井が入り、2連単1-5は1110円、3連単1-5-2は4690円。永田は前節の尼崎に続く連続V。通算7回目、今年4回目の優勝となった。

そして第12Rの女子優勝戦は、デビュー初Vを狙う原田佑実が1号艇で登場。このプレッシャーの中でインからコンマ06のトップSを決めると、センターからややのぞいた3号艇・堀之内紀代子の攻めを受け止めて逃げ切り快勝。2着は堀之内、3着には新田芳美が入線した。2連単1-3は420円、3連単1-3-4は2110円。原田は通算7度目の優出で、うれしい初優勝。今節は予選から機力相場と成績で他を圧倒する王道V劇だった。

ちなみに、次節の桐生には原田の夫・田中和也が参戦予定。原田は「調整や体重も違うので参考にならないと思いますが…」と言うが、優勝した「縁起」をバトンタッチしたいものだ。