乙津康志が新エース機をゲット！

今節は男女別に予選、準優(2個レース)、優勝戦が行われ、男女それぞれ覇権を競う。そのため、予選、準優では男女混合レースはないが、14日の前検日は男女一緒に行われた。当然、体重の軽い女子が全体的に優勢だったが、そんな中でも男子ベテランの乙津康志が抜群の気配を誇った。引いた31号機は8月のSGメモリアル優勝(菊地孝平)以降ほぼ毎節のように上位に仕上がる新エース機だ。前検タイム6秒56は女子の西村美智子、原田佑実に次ぐ数字。練習を終えた本人も「足はいいと思いますよ。今節はパワー駆けしますよ！」と表情も明るかった。

また、初日12Rのドリーム女子戦では堀之内紀代子の行き足が目立った。前述の原田も上々で、西村歩が前節のキャリアボデー交換を不安視。本命を背負う三浦永理は試運転で市川哲也より強め。これに関しても男女差を考慮しなければならないが、インから逃げ切る足は十分にあるとみていい。

女子全体では春～秋の「旧エース」40号機を得た内田亜希子が行き足に力強さを感じていた。

他では女子の松尾美和子、鈴木祐美子、男子の石田豪、中村尊、大場敏らの気配が良好だった。

エンジンパワーランキング
【上位】
乙津康志、内田亜希子
【中堅】
松尾美和子、石田豪、高柳成聡、大場敏、香川素子、堀之内紀代子、中村尊、原田佑実、鈴木祐美子
【中堅】
西茂登子、江口晃生、渡辺千草、久保田美紀、二橋学、長岡茂一、福島陽子、新田芳美、嶋田貴支、市川哲也、齋藤智裕、鳥居塚孝博、本部めぐみ、野辺香織、立間充宏、待鳥雄紀、宇野弥生、三浦永理、宮地孝四朗、今井裕梨、西村美智子、山田佑樹、永田秀二、真子奈津実、志々目裕樹、太田潮、竹田和哉、酒井陽祐、森田太陽、深見亜由美、梅内夕貴奈、玄馬徹
【下位】
栗原謙治、岸恵子、白井友晴、伊達正利、安達美帆、西村歩、犬童千秋