
尼崎
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選抜戦10Rは照屋厚仁が、11Rは乙津康志が揃ってイン逃げで白星締め。照屋は地元戦で最後の意地を見せた。乙津も伸びは上位級でやや持て余した感あるシリーズだったが、最後は快勝。同じく伸び抜群だった中島友和が最終日を連勝。手にした35号機は次節の記念でも注目機の一つになりそうだ。
優勝戦。予想された通り、5号艇の倉谷和信と6号艇の前本泰和が前付けに動いた。ただ一つずつ内に動くのが精一杯で、12356カド4の5対1の隊形となった。スロー5艇は100メートル前後の深い起こし位置となり、場内がざわついた。
スリットでは大外単騎カマシとなった永田秀二がコンマ13のトップSを決めて、内5艇を飲み込んで行く。1マークはイン松井賢治に永田が強烈なツケマイを浴びせてV。松本勝也と古川誠之が差し続くが、2マーク内有利に古川が先手を奪って2着を確保。松本が3着に入った。
優勝した永田は通算6度目、今年3度目、尼崎では3度目の優出で初めてのVとなった。今節は4日間で通算5勝をマーク。新期はA2落ちとなるが、期始めに幸先の良いV発進と、反撃ムードは十分。今期大注目の選手になりそうだ。
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