ボートレース戸田

戸田

超抜の村上純が完全Vに王手!

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注目された村上純石野貴之の全勝対決は明暗を分けた。村上は4、9Rをセンターから圧巻のまくりで連勝。優勝戦へ全勝で乗り込んだ。一方で石野は2、7Rの5・6枠で2日目に見せたピット離れが見られず、意外過ぎる枠なり発進からやや捌き遅れた形で3、3着。結果、村上が超抜パワーの44号機をひっさげてV戦は1枠。石野は4枠まで枠を下げた。

他のA1勢からは、新美恵一飯山泰が優出。須藤博倫も凡脚に苦しみながらも5枠で優出を決めて、ホッと一安心の様子だった。烏野賢太は未勝利のまま予選を終了し、無念の予選落ち。この烏野の代わりに優出を決めたのは、実質A1級の三井所尊春だった。

【優勝戦12Rメンバー】
(5段階評価 ☆◎○△×、ムードは選手の優勝戦での気合乗りや総合雰囲気)
村上純(岡山)
行き足出足伸び回り足Sムード
新美恵一(愛知)
行き足出足伸び回り足Sムード
三井所尊春(佐賀)
行き足出足伸び回り足Sムード
石野貴之(大阪)
行き足出足伸び回り足Sムード
須藤博倫(埼玉)
行き足出足伸び回り足Sムード
×
飯山泰(東京)
行き足出足伸び回り足Sムード

エース44号機の村上の足が桁違い。他艇の選手が軒並み「展開がないとあの1号艇には勝てない」と言うほどだ。V戦は豪腕&巧腕の素晴らしい面子は揃ったが、村上が逃げて完全優勝を決める可能性が高い。

あえて村上の死角を探すなら、スタートがやや甘いというくらい。ただ、これも全速で1艇身程度なら伸び返して先マイしそうなムードだ。逃走確率は8割オーバーありそう。

新美も出足はかなり仕上がって「少し遅めのSで、センターが握って、インが抵抗の形にでもできれば…」と。ちなみに前回当地7月の新美のVは2コースで、インで44号機だった広瀬聖仁を小差しから2Mで捌いたものだった事は頭に留めておきたい。

三井所は3コースなら全速攻撃だが、「正直に言えば、1号艇が逃げて、他5人は2着争いのレースでしょう」と。ただ最後のひと工夫で新品リング2本交換の本体整備を施しているので気配には注意。

石野も3日目レース終了後に本体整備。「勝つ気がなければ整備しませんよ。最後は勝つことしか考えていない」と勝負師魂を見せる。三井所の仕掛けに乗るか、P出で飛び出して村上の足場を揺さぶりたい。

須藤は優勝戦に入ると伸びがかなり劣勢。昨年の当大会は展開に恵まれて優勝したが「今回は最後のご褒美は…どうかな」と少々弱気。それでも諦めずに最終日は本体整備に着手していた。

直線のもう一押しを狙った3日目は調整を外して出足を悪くしていた飯山だが、元々、直線系はいい。凡脚の須藤を絞り込めれば2、3着目はなかなか面白い。

エンジンパワーランキング
【超抜
村上純
【上位
原義昭、新美恵一、飯山泰、三井所尊春、石野貴之、坂口貴彦
【中堅
北岡淳、深井利寿、多田有佑、笠雅雄、山本良一、三宅健太、渡邉俊介、河合佑樹、森晋太郎、杉山勝匡、宮之原輝紀
【中堅
中西宏文、河相秀行、浅和重哉、小黒竜吾、長野道臣、須藤博倫、松本弓雄、谷川将太、山ノ内雅人、宇田川信一、片山雅雄、國弘翔平、吉田裕平、小澤和也
【下位
烏野賢太、古澤信二、宮地博士、吉田敦志、貫地谷直人、村岡賢、田中孝明、和田操拓、後藤盛也
【ワースト
武田信一、浜本裕己、大谷健太