ボートレース浜名湖

浜名湖

野添貴裕がインから押し切り今年初V!!

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「ボートピア玉川18周年記念WAVE21杯」は24日、優勝戦が行われた。今節は看板機を手にした野添貴裕と興津藍に初日から強力な行き足、伸びを披露した石田政吾が機力3強を形勢し、そろって優勝戦に進出。人気は予選トップで1枠を得た野添が中心となり、2枠の石田、4枠の興津の順。

機力3強によるV争いで濃厚のムードだが、初日連勝をはじめオール3連対の活躍を見せた3号艇の船岡洋一郎も一角崩しへ虎視眈々。

進入は枠なり3対3。スリット隊形は2、3コースの石田と船岡がわずかに出て(石田はコンマ10、船岡は09)、野添はコンマ14のタイミング。さらにスリットを過ぎて4カドの興津がグイグイと出ていったが、船岡が握って回り、差しにチェンジ。野添はインから伸び返して船岡を張って先マイに成功。石田は差しに構えたが入れず、興津の2番差しが入った。

野添はそのまま2Mも先マイ。興津は握って回り2番手を確保。石田は船岡を先に回して3番手を確保したかに見えたが、船岡が猛然と追い上げて2周2Mでは石田を制して先に回り逆転。機力3強による連独占を阻み、意地を見せた。2連単1-4、480円は2番人気。3連単1-4-3、1880円は5番人気。

野添は興津に詰められながらも押し切り、嬉しい今年初V。通算39回目、浜名湖では2度目の優勝を飾った。66号機の力は前検日から実感しており、「ペラを自分の形にしてからグリップするし、行き足もいい。自分の求める足に仕上がっている。3日目の感触ならほぼ完調です」と、思い通りの足に仕立てて満足の表情。激戦の予選トップ争いを制した時点で流れを大きく引き寄せ、チャンスをものにした。