浜名湖
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機力3強が揃って優出!
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「ボートピア玉川18周年記念WAVE21杯」は3日間の予選が終了。ベスト6が出揃った。2日目を終えての得点率トップは北山康介だったが、3日目は2、5着と崩れて5位でフィニッシュ。優出を果たして安堵の表情を見せたが、「回りすぎていて、ターン回りが良くなかった」と反省しきり。「合ってなくても伸びはいいし、合えばターン回りは上位と思ってる。しっかり調整していきます」とV奪取に意欲を燃やす。
看板機の野添貴裕と興津藍、そして強力な伸びを生かして好レースを連日披露の石田政吾。今節の機力3強はそろってファイナル進出。予選トップの野添が1号艇をゲットした。行き足、回り足を求める野添は「ペラやらなくてもいいと思っていたけど、やっぱり自分の形にした」と初日から調整。「グリップするし、行き足もいいからスタートしやすい。ピット離れもいいし、ほぼ完調です」と成績通りに仕上がりも順調。期末で今節のスタートは控えめだが、「0台こられたら仕方ないけど、(優勝戦は)自分も行きたい」と、インからスタートに集中だ。
2位の石田が2枠に乗艇。「変わらず行き足から伸びはいいです」と、3日目は進入固定の4カドから豪快にまくってみせた。「回り足も3日目が一番良かったですね」とバランスも取れて文句なし。野添とマッチレースに持ち込み逆転Vを狙う。興津は「9点勝負と思っていたし、1等取りたかった」と悔しさをにじませながらも、道中は杢野誓良を逆転して2着。優勝戦は4号艇となった。杢野が「ぼくのもめちゃくちゃ出てるけど、興津選手はもっと出ていた」と呆れるほどに、レース足は節一といっていい。「出足をこさせる調整して伸びは落ちたけど、その分出足は倍以上に良くなった」と思い通りの仕上がり。「ピット離れも出るし、コースは1つでも内へ。スローの方がスタートも分かりますからね」と、待機行動から野添と石田にプレッシャーを与え、持ち味のスピード戦で一発を狙う。機力3強はいずれも「足は一緒でしょう」とパワーは互角であることを示唆。ただし、それぞれが異なる特長を武器としているだけに、白熱のV争いが演じられよう。
船岡洋一郎はオール3連対で3位通過。「今後にもつながるくらい調整の成果がありました。気持ちも乗っています」と興奮気味に語る。「伸びはいい人とどうかと思ったけど、スタート様子見ながら行っても伸びていったし、バランスがいいです」と機力に自信あり。「時間はあるし、本体も含めて足の上積みを狙います」と貪欲にパワーアップを狙う。地元で唯一優出を果たしたのは谷野錬志。予選最後はスタート失敗で1Mは展開を逸したが、道中は猛烈に追い上げ3着。優出最後の1枠は同率(7.80)で4人が並んだが、着位数と級別上位でチャンスをものにした。低勝率機ながらも「ペラの調整がうまくいって、回り足がいいですね。今なら中堅より上になったと思います」と着実にパワーアップ。「行き足から伸びは上にやられるし、もう少しついてくれれば…。最終日も調整して行きます」とチャレンジ。
エンジンパワーランキング
【超抜】
野添貴裕、石田政吾、興津藍
【上位】
北山康介
【中堅】
宮内由紀英、原田智和、作間章、村田友也、谷野錬志、永嶋裕一、船岡洋一郎、大塚康雅、杢野誓良
【中堅】
白井友晴、國崎良春、小黒竜吾、佐藤大介、宮嵜隆太郎、萩原篤、中岡正彦、大熊辰弥、飯島誠、村上功祐、幸田智裕、松村康太、関根彰人、宮下元胤、服部剛、渡邉俊介、渡邊裕貴、中田友也、小野達哉、松下誉士、小寺拳人、桐村翔太、北川潤二、加藤翔
【下位】
坂東満、塚原武之、三苫晃幸、東潤樹、楠原翔太、金児隆太
【ワースト】
原田富士男