林美憲、柘植政浩が前検好ムード！

秋本番を迎えたボートレース住之江の水面。今回のシティーナイターは「豊中市制80周年記念競走」。22日に開幕を迎え、27日までの6日間に渡り熱戦を繰り広げる。前節の石野貴之に続き、今節も断トツのV候補がいる。地元の田中信一郎だ。SGの準優でFを犯したため、現在は一般戦回りとなっている。その田中の前検気配はまずまず。田中自身は「いたって普通」とコメントしている。それでも初日からきっちりと結果を出してくるだろう。

前検で好気配を披露したのは林美憲と柘植政浩。林は「伸びがよかった」と笑顔。柘植も「行き足がよすぎる感じ」とうれしい悲鳴をあげる。今節は前節と違ってメーカー機が惜しみなく出されている。その中でも1番は高松宮記念のV機だ。それをゲットしたのは皮肉にも事故点が多く、ムリができない立場の荻野裕介。「乗っていてパワーは感じますけど、全部6コースから行きます」と、複雑な表情をみせる。

今回は期末が近いということもあり、F2での参戦が3選手(間嶋仁志、佐藤翼、村松修二)もいる。ただいずれも実力者で軽視は禁物。最後にA2の勝負駆けの選手(A1勝負はいない)を挙げると齊藤寛人、木山和幸、大町利克、柘植、木場雄二郎、松本弓雄、大崎翔あたり。なお、前検での1番時計は赤坂等の6秒78。初日の気になる天候だが、天気は曇りで最高気温23度。夜になると20度を下回りそう。

エンジンパワーランキング
【上位】
林美憲、柘植政浩
【中堅】
河原順一、齊藤寛人、間嶋仁志、赤坂等、田中信一郎、森田昭彦、繁野谷圭介、大町利克、古結宏、西川新太郎、荻野裕介、君島秀三、竹田辰也、村松修二
【中堅】
北岡淳、岩井範光、古場輝義、田川忠志、中島浩喜、赤峰和也、渡邉英児、中村守成、木山和幸、鳥居塚孝博、細川明人、重富伸也、村上祐次、松本弓雄、坂元浩仁、渋谷明憲、末永由楽、佐藤翼、佐藤裕紀、大崎翔、吉崎悠司、山川雄大、中山将太
【下位】
中村智也、中辻崇人、熊本英一、越智照浩、杉山貴博、木場雄二郎、早川尚人