木村光宏が選抜戦制して初日連勝！

「第15回日本モーターボート選手会会長賞」の開催初日は、気象条件こそ絶好だったが航行船の通過も多かった1日。時間帯によってはやや水面がポチャつく中でのレースに。この日の1号艇は4勝で、純粋に逃げての白星は3本のみとややインが苦戦した1日に。万舟券は2本で、中穴の配当が多かった印象だ。

初日連勝ゴールを飾ったのは木村光宏と村上功祐の2人で、木村は初日メーンの江戸川選抜戦もインから制した形。木村はチルトを1度に上げた調整で展示タイム通り伸びが良さそう。村上は出足系の良さに加えて、初日は展開面や初戦をタッチスタートで残すなどツキの良さも光っていた。

他ではエース機の横家翔一や56号機の渡辺崇も機歴通りのハイパワー。木村以外の選抜組の動向だが、機歴を考えればそれぞれ戦える動きとみて良さそう。それでも上位クラスとの差は顕著で、優勝を視野に入れるのであればそれぞれワンランク上の舟足を目指したい現状だ。

エンジンパワーランキング
【上位】
横家翔一、渡辺崇、安河内将
【中堅】
木村光宏、奥平拓也、河合三弘、白井友晴、山根大樹、村上功祐、幸田智裕、加藤翔、丹下将、後藤盛也、片岡大地
【中堅】
柾田敏行、吉本正昭、加藤高史、乙津康志、宮西真昭、宮地秀祈、繁野谷圭介、芦澤望、品田直樹、川上剛、田中太一郎、松村康太、村田浩司、関根彰人、土屋智則、船岡洋一郎、中田竜太、宮野仁、齋藤真之、乃村康友、中村晃朋、春園功太、宮内直哉、村松修二
【下位】
田上晋六、竹腰正樹、前田義哲、永瀬巧、森作広大
【ワースト】
上田隆章、豊田光紀