超抜・篠崎元志の逃げVが濃厚！

「GI第44回高松宮記念特別競走」は準優が争われ、ファイナリスト6選手が決定した。その準優では篠崎元志、平田忠則は順当に逃げ切ったが、10Rで登場した岡崎恭裕がまさかの4着で優出ならず。岡崎のGI初Vはまたもやお預けとなった。

優勝戦の中心は1枠の篠崎で不動だろう。成績が示す通り、足、レース内容とも文句なし。4月の津周年以来、今年2度目、通算では7度目のGIVへ最後も力強く逃げる公算大。その篠崎を追う1番手は3枠の桐生順平だ。準優では岡崎を差し切り、気分よくファイナルに進出してきた。足もここにきて仕上がったなら、1マークの隊形次第では楽しみはある。

2枠・平田は03年にこの「高松宮記念特別競走」を制している。13年ぶり2度目の制覇へ虎視眈々。さらに地元コンビの5枠・岡村仁、6枠・吉永則雄もVへ気合はMAX。4枠・久田敏之もカドなら自慢の伸びを活かすことができる。いつもの顔ぶれとは、だいぶ違うラスト決戦だが、それだけにどんな結果が待っているのか、楽しみに待ちたい。

気になるのは天候だ。5日目は雨予報も、雨は降らず。ただ気温はオープニングが31度で、最終レースでも27度とこの時季にしては異常な暑さ。最終日は午前中に雨が降り、レースが始まる頃には回復するが、最高気温が25度で最低は20度と大きく気温が下がる予報が出ている。

エンジンパワーランキング
【超抜】
篠崎元志
【上位】
平田忠則、吉永則雄、渡邊雄一郎、久田敏之、岡崎恭裕、岡村仁、西山貴浩、桐生順平
【中堅】
平石和男、仲口博崇、徳増秀樹、吉川元浩、重成一人、池田浩二、重野哲之、丸岡正典、湯川浩司、吉田俊彦、馬場貴也、新田雄史、下條雄太郎、松田祐季、上野真之介、前田将太、森野正弘、木下翔太、丸野一樹、上條暢嵩
【中堅】
川崎智幸、松井繁、服部幸男、山崎智也、菊地孝平、桐本康臣、西村拓也、大池佑来、桑原悠、高野哲史、深谷知博、磯部誠、岩瀬裕亮、川上剛
【下位】
森定晃史、海野康志郎、松田大志郎