浜名湖
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伊藤将吉が予選トップに浮上!
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「静岡朝日テレビサンライズカップ」は2日目を終了した。早朝から雨が降り、レース開始前には上がったものの、回転調整の良し悪しが成績に直結した。
初日連勝の伊藤将吉、中嶋誠一郎、西村勝の3名は明暗が分かれる形に。伊藤は「足は変わらず目立つ所はないけど、体感は今節の中で一番良かった」と良化を示唆。連勝こそ3で止まったが1、2着と唯一のオール2連対で一躍得点率トップとなった。
中嶋と西村はいずれも3、6着と大きく崩れた。中嶋は「前半戦を終えてからペラの形を変えたんだけど、それが失敗でした」と。「いつも大村で乗ってる形にしたら、回りすぎて伸びが良くなかった」と敗因は明確。「このエンジンは伸びを求めても良くならないのかも。調整が合えばレース足がいい」と初日の感触を踏まえて調整の方向を定める。
西村は「湿気の影響はあるかも」とコンディションに対応しきれなかった様子。「前半戦はみんな0台。スタートは怖いし、外からでは内の選手に締めてもらわないと…」と自力よりも展開を突く形が理想のようだ。
柏野幸二は2日目もエース機の力をまざまざと見せつけた。9Rの進入固定戦は3コース発進。1Mはまくり差しが入らずインの小森信雄の外を回る形で、ターンするたびに小森との艇間を縮め、3周バックではついに小森の内から舳先を並べて2M逆転。圧巻の走りで今節2勝目を挙げた。「小森さんに対しては良かったですよ。いいエンジンだし、調整はひらめきを大事にしていきます」と独特の表現で、調整のストライクゾーンが広いことをアピールする。
もう一人、ストライクゾーンの広さを語ったのは川尻泰輔だ。「ここまで何もしていません」とノーハンマーで挑んだ2日間は4走してオール3連対の活躍。「パンチはないけど、初日はバランスが取れて中堅だったのが、今なら中堅上位です」とパワーアップを示唆する。「気象条件にも左右されないし、いいエンジンだと思っています」と23号機を絶賛。江戸川、徳山と快速機を引き当て優出しているが、「抽選運がいいのは最近に限ってですよ。ここ1年で見たら全然いいエンジンを引けていませんでしたからね。やっと帳尻が合ってきたかな」と。「それだけに今回はしっかりレースするだけです」と今年6度目の優出、そして優勝に向けて意欲をアピールだ。
エンジンパワーランキング
【超抜】
柏野幸二
【上位】
野中義生、堤昇、松尾拓
【中堅】
新良一規、中嶋誠一郎、西村勝、立間充宏、伊藤将吉、川尻泰輔、中田元泰、稗田聖也
【中堅】
山口哲治、中西宏文、岩井範光、中島浩喜、小森信雄、大平誉史明、本橋克洋、切田潤二、山本光雄、佐竹恒彦、津留浩一郎、三瀬譲、大町利克、小林基樹、渥美卓郎、今井貴士、村上彰一、平見真彦、長尾京志郎、齋藤達希、マイケル田代、椎名豊、門間雄大、北川潤二
【下位】
鈴木茂正、藤生雄人、一柳和孝、細川明人、松元弥佑紀、崎利仁、渡邉昌成、岡部大輝