江戸川
江戸川
村越篤が嬉しいGI初優勝!!
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
「GI江戸川大賞 開設61周年記念」は準優勝戦を勝ち上がった6人により優勝戦が行われた。予選得点率トップは石渡鉄兵だったが、準優で2着に敗れ、優勝戦のポールポジションを手にしたのは江戸川エース機とタッグを組んでいた村越篤。地元の大将格である濱野谷憲吾、石渡に瓜生正義、SGウィナーの原田幸哉、そしてこれが記念初優出となった是澤孝宏らを相手に、その村越が1番人気に支持された。
レースはインからコンマ07、トップタイのスタートを決めた村越がインから先マイ。1Mは「少し流れ」て2コースから瓜生が差して迫ったが、エース機パワーの分でバックは前へ。そのまま1着でゴールし嬉しいGI、そして江戸川で初優勝となった。デビュー通算では7度目の優勝。2着は差した瓜生、3番手は原田幸が追走していたが、濱野谷が執念の追い上げを見せて道中逆転し、3着に入線した。
97年5月のデビュー以来、19年目で記念初制覇となった村越。表彰式では「本番になると力強さを発揮してくれた。自分と違って本番に強い」と今節の相棒だった18号機を絶賛。ここ数年はエース機が不在だった江戸川だが、久しぶりに現れたエースモーターが村越に大きな勲章をプレゼントしてくれた。ただ18号機のパワーがあっての優勝劇ではあったが、「1節間冷静に走れたのも勝因」と、エース機の重圧に負けず最後まで安定したレースぶりを見せた村越自身も、江戸川巧者らしい走りを見せてくれたシリーズだった。