優勝戦の1号艇は深川和仁！

予選では万舟券が連日飛び出したが、5日目も1Rから20万台の超万舟が飛び出す波乱の幕開けとなった。116期の檀将太が大外からコンマ04のトップSで一気にまくり、8月徳山の初勝利以来、デビュー2勝目を挙げた。2着には3コースから外マイの樫葉次郎が猛追、5コース山崎昂介が3着に食い込み、2連単5-3は7万5450円で28番人気、3連単5-3-6は28万1060円で109番人気。3連単配当は当地歴代4位の高配となった。

そんな中、迎えた準優10R。枠なりの3対3進入から、予選2位の深川和仁がコンマ03のトップSで一気に押し切り快勝。好位差した角谷健吾が2番手。3着争いは柳田英明と岡部大輔がゴール寸前まで競り合ったが、柳田が辛うじて3着に粘り込んだ。2連単1-2は180円でダントツの1番人気、3連単1-2-4は810円で2番人気。

続く準優11Rは、枠なりの3対3の進入で折れ合った。中辻博訓がインからS後に伸びて、1Mを先取り快勝。4カドから差した林美憲が2番手猛追。3番手は3コースから外マイ放った宮地秀祈と好位から差した白石健、そして大外から最内突いた川口貴久が激しく争ったが、3周2M、白石と川口が競る間に宮地が差し抜け3着入線。2連単1-4は480円で2番人気、3連単1-4-3は2370円で8番人気。

最終12Rでは、4カド下寺秀和がプラス04の勇み足で賞典除外となる波乱があった。枠なりの3対3の進入。初優出を狙う下寺がダッシュ鋭く飛び出したがFコール。まくり差した西野翔太が首位突き抜けた。2コース差した北村征嗣が2番手をキープ。イン正木聖賢が猛追も届かず、芝田浩治が3着に食い込み2連単5-2は7930円で12番人気、3連単5-2-3は2万5180円で32番人気の万舟券となった。

予選1位の正木が準優4着に敗れ、2位通過の深川にV本番の1枠が転がり込んだ。新機・新艇第2戦の総決算となる優勝戦も、波乱含みに推移しそうだ。

エンジンパワーランキング
【上位】
中辻博訓
【中堅】
柳田英明、泉祥史、角谷健吾、林美憲、正木聖賢、北村征嗣、深川和仁、西野翔太
【中堅】
井川正人、東健介、芝田浩治、桑原啓、安東将、宮地秀祈、佐竹恒彦、岩井繁、樫葉次郎、豊田聡、上田洋平、白石健、青木義一、永井源、岡部大輔、川口貴久、川島圭司、川崎公靖、鈴木智啓、山崎昂介、下河雅史、下寺秀和、石丸海渡、出村卓也
【下位】
松本真吾、加藤雅之、吉岡誠、岡田憲行、表憲一、小西英輝、安部慎一、檀将太、中山将太
【ワースト】
蒲原健太、桐村翔太