ボートレース桐生

桐生

菊地孝平が逆転でSG5度目のV!!

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最後にドラマが待っていた。機力もメンタルも他を圧倒する石野貴之が人気を背負った優勝戦。絶好の水面で行われ、進入は3対3の枠なり。コンマ14のSを決めて1M先マイした石野を見て、誰もが優勝を確信しただろう。

だが、2コースの菊地孝平は宣言通り「差し」を入れた。バックで石野の懐に届いたかに見えたが、そこから伸び返した石野に対し、菊地は冷静に舟を引いて2M勝負へもっていった。自ら「自分の技量以上のものが出た」という最高のターンが2Mで決まった。ホームで差しが完全に届き、2周1Mで勝負を決めた。菊地はSG5回目の優勝となり、獲得賞金は8000万円を超えてトップに浮上。これでグランプリは当確となった。