中岡正彦が一気まくりでV！！

地元選手のオールスター戦のファイナルは、コース取りから積極的に動いた中岡正彦の優勝で幕を閉じた。

S展示では3コースまで潜り込んだ中岡正だったが、本番では宮崎奨が3コースを主張。中岡正はスローの4コースとなった。しかし、スローとはいえダッシュ乗りがよかった。スリットで飛び出すと、そのまま一気にまくり切った。イン平山智加がやや抵抗したところへ、森高一真が差して2着。さらにまくり差した村越篤が3番手で追撃へ。村越は道中で宮崎に追い詰められ、さらに平山には一時逆転を許したが、最終2Mで再逆転して3着をもぎ取った。

優勝した中岡正の談話は次の通り。「優勝できると思ってなかったので、自分でビックリしている。P離れは横一線だったけど、3コースぐらいを狙ってた。優勝戦ではFできないんで、Sは控えめにいったつもり。勘よりは遅いけど、優勝戦なんでこんなもんだと思う。1Mは平山(智加)が前にいたけど、一か八かまくるしかないと思っていった。道中は艇間も空いていたんで、抜かれることはないと思って走った。舟足もよかったと思う。今節は5日目からよくなってた。最近優勝できてなかったんで、久しぶり」。