田中信一郎がV戦1号艇！

「大阪ダービー第33回摂河泉競走」は18日に準優が争われ、ファイナリスト6選手が決定した。その準優では9Rで上條暢嵩、10Rでは田中信一郎と順当に1枠組が勝利したが、最後の11Rで予選トップ通過の丸岡正典が3着に敗れる波乱が起きた。

結果、優勝戦の1枠をゲットしたのは田中。7月の鳴門のオーシャンカップは準優でF、太閤賞の準優で落水と悪い流れが続いたが、今節はツキがある。最後はしっかりインから押し切り、28回大会以来、5年ぶり4度目の摂河泉制覇を飾るか。

ただ強敵は多い。まずは4枠・太田和美だ。準優では惜しくも田中に競り負けたが、足は仕上がっている。さらにカドなら一撃があっても不思議ではない。2枠・上條はこれがオール大阪初優出。優勝戦の中では総合力の足なら1番かもしれない。勢いもあり、大仕事をやってのけても驚けない。

更に5枠には摂河泉3連覇を狙う石野貴之がいる。現在3連続V中で勝負強さはピカイチ。外からでも軽視は禁物だ。3枠・北村征嗣、6枠・岡本猛も展開が向けば2、3着なら十分にある。今年の摂河泉は波乱の要素も含んでおり、見逃せない一戦になりそうだ。

5日目は一転してイン逃げが9本も決まり、イン天国と化した。その分で配当は安めが多く、3連単での万舟券は1本だけ。ただ最終日の番組は1枠に不安を抱える選手が多く配置されており、再び高配ラッシュになる可能性は十分。気になる最終日の天候だが、変わらず猛暑(最高気温36度)の予報。ただ準優日と同様に、夕立があるかもしれない。

エンジンパワーランキング
【上位】
田中信一郎、太田和美、丸岡正典、石野貴之、岡村仁、上條暢嵩
【中堅】
塚本太二郎、高橋淳美、大平誉史明、小島幸弘、岡本猛、五反田忍、繁野谷圭介、原田秀弥、北村征嗣、吉永則雄、中井俊祐、早川尚人、西村歩、伊藤喜智、西村拓也、雑賀勇貴、木下翔太、日笠勝弘、井上尚悟、小池哲也、浜本裕己
【中堅】
野田貴博、阪本聖秀、木村恒一、永井亮次、渋谷明憲、坂咲友理、笠置博之、渡部悟、佐藤大騎、井手良太、山崎郡、佐藤享子、松本一毅、上田龍星
【下位】
倉谷和信、原田佑実、福田宗平、関野文