浜名湖
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徳増秀樹が人気に応えてV!!
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「中日スポーツ後援 湖西市長杯争奪戦 黒潮杯」は17日、優勝戦が行われた。好モーターが勢ぞろいの静岡ダービーは、2号機の杉田篤光と25号機の長嶋万記が優出を果たしたが、両者を抑えて1枠に乗艇したのは徳増秀樹だ。初日のドリーム戦こそ6着に大敗したものの、2日目からは白星を量産。ターン回りと行き足の良さをアピールして、4日目には「ペラは触っていない」と納得の仕上がり。優勝戦は圧倒的な1番人気に支持された。2番人気は3号艇の菊地孝平。以下、深谷知博、杉田、佐々木康幸、長嶋の順で頂上決戦がスタート。
進入は展示と同じく枠なりだったが、本番では菊地が引いて3カド。スタート一撃を狙ったが、スリットを過ぎてからは2コースの深谷に抵抗されて1Mは攻め切れず、徳増がイン有利に先マイ。杉田はまくり差し、佐々木と長嶋は差してバックストレッチに向いたが、徳増が1艇身先行から2着競りを尻目に独走に持ち込んだ。
その2着争いは佐々木、杉田、長嶋の3艇による大接戦。ターンごとに抜きつ抜かれつの攻防を繰り広げ、2周2Mで杉田が2号機自慢の回り足を発揮して佐々木と長嶋の間を割り差し決着をつけた。佐々木と長嶋のマッチレースはゴール前まで見逃せず、佐々木が最終ターンを先に回って長嶋の猛追をしのいだ。2連単1-5、840円は3番人気。3連単1-5-4、5130円は19番人気。
徳増はゴールデンウィーク開催でも優勝戦1号艇だったが、そのときは人気に応えられず5着大敗。巻き返しに燃える今回は見事にチャンスをものにして、表情からは達成感に満ちあふれていた。
次走は20日からの蒲郡一般戦、以降は多摩川、芦屋と記念にエントリー。さらに10月のボートレースダービー(福岡)出場も決まっている。下関モーターボート大賞を制してから好調をキープしているだけに、今後も活躍を期待したい。