ボートレース浜名湖

浜名湖

徳増秀樹のレースぶりが一変!

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中日スポーツ後援 湖西市長杯争奪戦 黒潮杯は2日目を終了した。初日唯一連勝を決めた重野哲之と、ドリーム戦は6着に大敗した徳増秀樹のレースぶりが一変。重野は5、4枠での戦いにスリットで果敢に踏み込むも伸びを欠いて4、2着。徳増は前半1Rは3コースから豪快にまくり、後半9Rは進入固定戦の2コース差しから2Mで重野をさばいて決着。この日唯一の連勝を果たした。

重野は初日から「足は普通です」と機力に手ごたえを感じていなかったが、その不安が成績に表れて、「足は良くないですね。徳増(秀樹)さんに聞いたら『オレの(足は)いいよ』と言っていたし、僕のは中堅より下ですよ」とトーンダウン。「乗り心地は初日より良くなってるけど、全体的な足の上積みを求めて本体整備も考えます」と、整備室で作業に集中。

徳増は「ドリーム戦は水をもらいすぎて良くなかった。水をもらわなければ足はいい」と言っていたが、2日目は真価を発揮し「1Mは窮屈な所を入ったけど出てこられたし、ターン回りがいい。全体に見ても少しずつ余裕があります」と。両者の表情も対照的だ。

2日目を終えて、得点率トップは菊地孝平。この日もまくりで決着をつけて、ドリーム戦から2連勝。初戦はペラ調整の失敗を示唆していたが、「初日に比べれば良くなってるかな。伸び加減になっていたし、出足も小マシ。全体に中の上ですね」と順調に上積み。シリーズリーダーの座を固めつつある。

62号機の力を発揮する深谷知博もオール3連対の活躍。「前半より後半の方が足はいい。初動のかかりがいいし、伸びも悪くない」と手応えはいいが、「出口の押しがモッサリしているので、調整します」と納得の仕上がりまではあと一歩のようだ。

女子勢では長嶋万記松瀬弘美が機力2強を形勢し、12Rでは両者でワンツーフィニッシュ。松瀬は前節V機の力をアピール。「スタートを放っちゃって」と反省も、「全速なら内を締め切れたと思う」と伸びの良さを実感。道中の追い上げも光り「全部の足がいいです」と絶賛だ。

長嶋は25号機の調整がうまくいっている様子。「ペラをだいぶ叩いて、直線も回った感じもいい。全部の足がいいので、あとは自分の技量の問題です」とエンジンに関しては早くも完調といっていい。強豪男子を圧倒するシーンが何度も見られそうな予感だ。

エンジンパワーランキング
【上位
高塚清一、松瀬弘美、長嶋万記、深谷知博、山下友貴
【中堅
定野久恵、大場敏、豊田訓靖、徳増秀樹、坪井康晴、野末智一、杉田篤光、藤田竜弘、星栄爾、谷野錬志、吉村誠、鈴木諒祐
【中堅
片山友多加、渡邊哲也、堤昇、後藤孝義、伊達正利、石田章央、川合理司、佐々木康幸、菊地孝平、重野哲之、笠原亮、大橋純一郎、佐藤旭、木村沙友希、服部剛、渡邊裕貴、金子萌、勝又桜、河合佑樹
【下位
内田貴士、幸田智裕、渥美卓郎、市川美宏、庄司孝輔
【ワースト
金子良昭、二橋学、芹澤克彦、三浦永理