初日ドリーム戦は万舟決着！

初日は波乱の決着も多く見られ、ビッグ配当も続出。ドリーム戦は3コースから菊地孝平がまくりで坪井康晴を沈め、最内を差した深谷知博が2着に入って3連単は2万舟券。菊地は初戦のペラ調整失敗を示唆していたが、ドリーム戦は明らかに機力上昇。坪井は「菊地に行かれたし、行き足は悪いのかも」と機力の底上げが急務となる。深谷は菊地と同じく2連対発進。好調62号機の力を初戦から発揮して「チルトはマイナスにしたけど全体に力強さがあって、乗ってて余裕が感じられた」とドリーム組では最も景気のいいコメント。当地前回戦のイースタンヤングでは準優勝戦でフライングを喫しただけに、名誉挽回の意味も含めて今節は大暴れだ。

初日連勝は重野哲之。好枠を味方につけて力強い走りを披露したが、本人の感触はイマイチ。「初戦は展開が良かったし、足は普通で乗り心地が自分の感じとは違うんですよね。ギヤケースを調整してみます」で、上位機との対戦を前に納得の仕上がりにしたい。

前節V機の松瀬弘美も好調だ。こちらも好枠2走だったが、後半の2コース戦は圧巻。スリットから出て行きイン堤昇をまくって沈め、3連単3万舟券のヒロインとなった。「試運転から伸びていく感じだし、レースでも足に余裕を感じています」と好感触。「気になるところはあるけど、このまま様子を見ます」と、66号機の力を信頼する。

他の女子勢では長嶋万記、山下友貴も好モーターの力を発揮して好レースを展開するが、三浦永理は高勝率機ながら気配は劣勢。「前検の怪しい感じが解消されていない」と浮かぬ表情だ。

エンジンパワーランキング
【上位】
高塚清一、松瀬弘美、長嶋万記、深谷知博
【中堅】
後藤孝義、徳増秀樹、坪井康晴、笠原亮、野末智一、杉田篤光、藤田竜弘、星栄爾、木村沙友希、服部剛、山下友貴
【中堅】
片山友多加、定野久恵、渡邊哲也、大場敏、豊田訓靖、堤昇、伊達正利、石田章央、川合理司、佐々木康幸、菊地孝平、内田貴士、重野哲之、幸田智裕、大橋純一郎、渥美卓郎、佐藤旭、谷野錬志、吉村誠、渡邊裕貴、鈴木諒祐、金子萌、勝又桜、河合佑樹
【下位】
金子良昭、芹澤克彦、三浦永理、市川美宏、庄司孝輔
【ワースト】
二橋学