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浜名湖
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飯山泰が圧倒的な強さを見せて優勝した「サッポロビールカップ」から中1日で、「中日スポーツ後援 湖西市長杯争奪戦・黒潮杯」が開幕する。やはり注目は前節優勝の66号機だろう。今回は松瀬弘美がゲットした。「伸びますね。伸びるのは好きだけど、スタートを気をつけないと」と嬉しい悲鳴。ただ、「ターン回りは足合わせした(長嶋)万記ちゃんの方が良かった」と。その長嶋は初下ろしから好調で、2節前は橋本年光が強力な回り足を武器に優出した25号機を得ただけに、松瀬の証言は的確そのもの。長嶋自身も「ターン回りが力強くて、トルク感がありますよ」と手ごたえは上々。それでも「もらった時がチルト0でそのまま乗ったんですが、私は0では乗らないのでどうしようか迷っています」と贅沢な悩み。「とりあえず1回走ってみてみようかな」と実戦での威力を確かめてみる模様だ。
恒例のお盆開催だけに、他にも看板機が続々登場。最高勝率機の2号機は3節前の山下和彦が優勝戦で転覆して以来ややパワーダウンの印象だが、ゲットした杉田篤光は「中間速がいいし、班で半分くらい強めだった」と力強さは感じている。2節前に優勝、前節は準優勝と昇り調子の37号機は大ベテラン・高塚清一の手に渡った。「起こしは良くなかったけど、走り出したら力強かった。このまま1回行くよ」とモーターを全面的に信頼する。
主力選手は軒並み中堅クラスのモーターが多く、ペラ調整が急務。ドリーム戦出場選手の多くが「普通」との評価を与えていた。唯一景気のいいコメントを出してくれたのは深谷知博。62号機の2連対率48%はドリームメンバーでも出色。前節は田上晋六がチルトをはねて「伸びがいい」と絶賛していた。深谷は「もらった時がチルト0。悪くないというより、むしろ良さそうな感じ」と笑顔を見せる。「ターン回りはレースしてみないと分からないけど、0でもいけそうな気がする。まずはペラを点検してみます」と余裕も感じられた。ドリーム戦は6号艇だが、侮れない存在である。
エンジンパワーランキング
【上位】
高塚清一、松瀬弘美、杉田篤光、長嶋万記
【中堅】
堤昇、後藤孝義、徳増秀樹、坪井康晴、笠原亮、野末智一、渥美卓郎、藤田竜弘、木村沙友希、服部剛、深谷知博、渡邊裕貴、金子萌、山下友貴
【中堅】
片山友多加、定野久恵、渡邊哲也、大場敏、伊達正利、石田章央、佐々木康幸、菊地孝平、内田貴士、重野哲之、幸田智裕、大橋純一郎、三浦永理、星栄爾、佐藤旭、谷野錬志、庄司孝輔、吉村誠、鈴木諒祐、勝又桜、河合佑樹
【下位】
金子良昭、二橋学、豊田訓靖、川合理司、芹澤克彦、市川美宏
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