尼崎
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魚谷智之が道中大逆転でV!!
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選抜戦10Rは新良一規がインから他を寄せ付けず、11Rも大久保信一郎が逃げ快勝。ともに優勝戦レベルの仕上がりで、最後はきっちりと結果を出した。
注目の優勝戦は手に汗握る大激戦となった。進入は波乱なく枠なり3対3。スリットでは北川幸典がトップSから伸びてまくりを敢行するが、イン魚谷智之も地元の意地を見せて応戦。両者で大競りとなり、待ってましたとばかりに中岡正彦がマーク差し。さらに鈴木勝博も最内を差して浮上した。バックでは魚谷を加えた三人で並走となったが、内有利に鈴木勝が2マークを先手取り。中岡は差し、魚谷は全速でブン回して続く。最大の見せ場となったのは2周1マークだった。鈴木勝と中岡の間へ、一番外にいた魚谷がまさにSGクラスの見事なまくり差しハンドル。大逆転を決めて、地元の意地と気合いをまざまざと見せつけた。
魚谷は通算75度目、今年2度目、尼崎通算では27度目の優勝。今節は凡機に苦戦してなかなか仕上がらなかったが、最後はきっちり機力を整えて劇的な逆転V。直前の蒲郡グラチャンでも優出を果たすなど、完全復活に疑いの余地なし。ここからの快進撃に期待したい。
また24場制覇を目前にして逃した北川も強烈な仕上げを見せるなど、今節は最も存在感を見せつけた。次回戦でまた24場制覇に期待をしたい。