低調機は軒並みパワー不足

前節の「GⅢイースタンヤング」で高勝率のエンジンが多数使用されていたため、今節は低勝率機が多く使われている。ドリーム戦に乗る地元の石田章央は「伸びなくてやばい」と言っていたが、この言葉は前操者の青木玄太と全く同じだ。

内田貴士が「43号機って前に乗ってた人は何て言ってたの」と聞いてきて、「船岡洋一郎さんは出足がなくてピット離れが悪かった」と言っていたと教えると、「まずい、練習の感じもそうだった。出足もピット離れも」と渋い表情。汐崎正則が大苦戦した18号機を引いた三浦永理も「Sが届かない。行き足が弱いかも」と言い、汐崎もそんな動きだった。

低勝率機を引いた選手は、今節もその悪い部分を引き継いでいるケースが多そうだ。

エンジンパワーランキング
【中堅】
一宮稔弘、北中元樹
【中堅】
高塚清一、平野勇志、久田正晴、西田靖、山口博司、落合敬一、谷田昭利、松堂留美、星野政彦、野田貴博、行谷吉範、木村光宏、安田政彦、本部めぐみ、淺香文武、新井康行、中島友和、中辻崇人、豊田聡、鈴木猛、山地正樹、寺本昇平、小野寺智洋、北村征嗣、越智照浩、松江秀徳、三浦永理、林祐介、畔柳俊吾、土性雅也、南佑典、篠木亜衣花、和田操拓、松下誉士、清水さくら、中北涼、白石有美
【下位】
二橋学、石田章央、内田貴士、内田亜希子、渡辺崇