118期・栗城匠が嬉しい水神祭！

極端に気圧が上がり、雨も振る中湿気も高かった「ミニボートピア黒石開設7周年記念」3日目。加えて向かい風も吹いたため、中盤まではまくりが立て続けに決まって大敗するイン艇も少なくなかった。そんな条件を生かした上での白星をマークした中には118期新人・栗城匠の名も。加速が乗らないスロー水域に対し、1Rでは6コースからまくり勝負に出てそのまま一気に内を叩いて1着。デビュー12戦目にしてこれが嬉しい水神祭だった。

優出争いにおいても波乱が演出され、2日目まで3連勝と飛ばしていた赤坂等、同じく好調な航跡を描いていた吉田宗弘がFに散る場面も。吉川元浩の連勝も4で途切れ、V戦1枠は最終レースまで決着を見ぬまま推移したが、結局オール3連対を守った佐々木和伸がV枠ゲットに成功。ボーダー近辺の生き残りに関してもし烈を極め、最終12R、4着以上で予選突破という計算だった岸本隆が悔しいかな5着敗退。同じレースで逃げを決めた竹上真司がその岸本を土壇場で逆転し、優勝戦6枠の権利を手に入れた。

エンジンパワーランキング
【上位】
濱村芳宏、赤坂等、佐々木和伸、吉川元浩
【中堅】
池本輝明、岡瀬正人、岸本隆、吉田宗弘、山崎裕司、田中孝明、北山康介、金子賢志
【中堅】
柾田敏行、原義昭、川名稔、古賀勝則、高柳成聡、竹上真司、西村秀樹、新井康行、松尾基成、安藤裕貴、川上聡介、抹香雄三、平見真彦、小池公生、黒井達矢、高木圭右、牧宏和、栗城匠
【下位】
平野勇志、川崎智幸、豊田訓靖、齋藤智裕、藤生雄人、山谷央、井芹大志、荒田泰明、岡谷健吾、渥美卓郎、齋藤竜次
【ワースト】
白石浩二、後藤孝義、小林祐介