ボートレース大村

大村

後藤浩が激戦を制してV!!

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「スポーツニッポン杯」は後藤浩が最終コーナーまでもつれる熱戦を制した。

最終日は1Rから11Rまで1号艇が勝つ流れが続いていたが、優勝戦は大いに荒れた。スタート展示では枠なりに収まったが、本番ではピット離れで遅れた3号艇の松本庸平5コースへ出され、さらに4号艇の中村有裕が3カドに引いた。

スリットでは、中村がトップスタートで駆け抜け、インの上野真之介に襲い掛かる。しかし、両者は大きく流れ、そこへ2号艇の後藤と5号艇の森林太が飛び込んだ。バックでは森林が優勢だったが、後藤と態勢を立て直した上野も僅差で続く。2Mでは先マイの森林に対して差しで肉薄する上野。出口付近で少しボートが接触し、上野が後退。この競りの間に後藤が浮上し、森林との一騎打ちに持ち込んだ。

続く2周1Mでは、先行する森林の懐に後藤が切り込み逆転したが、2周2Mでは森林が再度逆転。競艇では稀な先頭の抜きつ抜かれつのレースは、3周1Mで先行した後藤が森林を突き放して決着がついた。

優勝後のインタビューで後藤は「地元じゃなくてすみませんでした(笑)。今節の中で一番疲れました。乗りづらさがあって、思うように乗れなかったですけど、エンジンは手応えがあって力強く、優勝できたのはエンジン様様ですね。去年怪我をしてたんですけど、それも完治して、上の舞台で走るためにも一般戦で結果を出していきます」と話していた。

2連単2-5は1万140円、3連単2-5-1は2万3690円と配当面も大荒れだった。