尼崎
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優勝戦は枠なりの3対3の隊形で、スリットはほぼ横一線。カドの長溝一生が内を絞り込もうとした影響で2コース安田政彦の舟が浮き、一気に後退。藤田竜弘は完全に裸のインになってしまった。3コースの村越篤がたっぷりの回りしろを取って、鮮やかなまくり差しで突き抜け。藤田は先マイで残して2着。3着争いは中辻博訓が競り勝ち。
優勝した村越は通算5度目、今年初、尼崎では11度目の優出で2度目のV。今節は予選で3連単20万円台のビック配当を提供。さらに初日6、5着発進で予選も17位通過からの見事な優勝。なかなかお目にかかれないパターンで、ファンの記憶にも強烈に残るシリーズだった。
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