ボートレース三国

三国

松村敏が通算20回目のV!!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

さつき第2戦、最終日。予選を2日目で終え早くもファイナルを迎える。強風の為、中休みはあったものの選手らの集中力も切れることなく白熱したレースを披露してくれてた。

三国選抜を制した今村暢孝が流石の航跡をたどり難なく優出へ。ただV最短の位置を手にしたのはベテラン勢を抑え込んだ松村敏。S勘も鋭く仕上がりも文句なしと抜群の気配を放つ。金子龍介江口晃生の実力者も名を連ねる。

地元の期待を背負った川村正輝だったがシリーズ序盤にFに散り戦線離脱。木田峰由季も調整に泣き予選敗退と、地元勢のファイナル進出はならなかった。地元勢不在は少し寂しさも残すが、それでも優出メンバーは曲者がずらりと揃った。

優勝戦の進入隊形は、展示と同様に⑤江口がひとつ内に動き、内から1235カド46の順に。①松村がインからコンマ06のトップスタート張り込み1M一気に先制に持ち込んだ。②今村もS遅れを取らず、すかさず差しハンドル。BSグイグイと艇を伸ばし①松村のすぐ後ろに迫った。しかし①松村がなんとか②今村を振り切り2M先マイでHS単独首位に。②今村は2着位置を追走。焦点は3着争いに。

1M差し、差しと続いた⑤江口、⑥高倉和士が3着競りに優勢だったが、1Mまくり差し不発の④金子龍がパワー味方に怒涛の追い上げに。2Mを回りHSは⑤江口、⑥高倉が④金子龍を抑え先行ムードも、外側を追走する④金子龍が2周1M目前に外から内に切り返し巧旋回を見せ、一気に両者と艇を並べBSでは3着位置に一歩優位な立場に。続く2周2Mで④金子龍が先マイ。⑤江口は差しを入れてHSで再度④金子龍の内に迫るも、3周1Mでは④金子龍がしっかりと⑤江口を抱いてかわし3着位置を不動のものに。その隙を差し飛び込んだ⑥高倉が4着に浮上。⑤江口は5着に後退した。最終Mを1-2-4-6-5-3の隊形でクリアし決着。2連単1-2、250円(1番人気)。3連単1-2-4、710円(2番人気)。決まり手は逃げ。

最終日は逃げが9本、差し3本の決まり手に。優勝戦もその流れに乗って松村が渾身のS踏み込み逃げ決着でVを決めた。松村は通算20回目のVとなった。