石渡鉄兵が激戦を制して優勝！！

「第39回京急電鉄社長杯」最終日は好天に恵まれ、本場には多くの来場者があった。

優勝戦はまさかの展開。スタート展示の段階から前付けインに入っていた長岡茂一が、本番でも深インながら最内奪取に成功。インを奪われた格好となった秋元哲は2コースまくりで長岡と競り合いとなり、そこを差したのが石渡鉄兵と一瀬明。石渡は2マーク先マイした一瀬を差し、肉薄しかけた長岡を2周1マーク手前で振り切って先頭へ。その2周1マークで差し切りこんだ秋元だったが、石渡には及ばず悔しい準V。一瀬が3着に入り、これがヒモ穴を演出する格好となって3連単は万穴決着となった。

石渡は今回が当地8回目の優勝。平和島では次節に控えるGI戦にも参戦する石渡にとって、弾みをつける意味でも価値のある優勝となった。