準優は1号艇が3連勝！

準優戦は1号艇が3連勝。2着にも実力者がきっちり食い込み、優勝戦は多摩川巧者がそろい、豪華なメンバーが集結した。

1号艇は濱野谷憲吾。今節はエンジン本体が良く、調整の迷いもほぼなくここまできている。気圧が大きく下がり、荒れた天気になった6日目でも「きょうが一番良かったかも」と言うほどの状態。最後もきっちりスタートを決めて、エースの走りを見せてくれるだろう。2号艇は山田竜一。出足型で実戦向き。乗り心地もいいだけに、スムーズに回っての追走が有力だ。3号艇の齊藤仁も山田竜同様に出足型。伸びは中堅級だが、巧ターンで上位進出をうかがう。怖いのは4号艇の熊谷直樹。5日目から大きくパワーアップ。「(齊藤)仁より伸びないことはない」とコメントしているだけに、全速スタートが決まれば伸び切る場面はありそう。強気の攻めが持ち味だけに、穴党注目の存在になる。この展開を望んでいるのが5号艇の長田頼宗。「一瞬の乗り心地を求めて、展開を突きたい」と。足は上位級。乗り心地と展開があれば浮上のチャンスも。6号艇は角谷健吾。多摩川V歴はこの中に入っても一番多く13V。現状は上位の次のレベルだが、上積みの可能性も残しているだけに、不気味な存在になる。

エンジンパワーランキング
【超抜】
川名稔、濱野谷憲吾
【上位】
山田竜一、寺島吉彦、宮内直哉、鈴木雅希、マイケル田代
【中堅】
茂垣達也、熊谷直樹、三品隆浩、齋藤勇、柳田英明、角谷健吾、村田修次、松浦博人、齊藤仁、吉田宗弘、深澤達徳、多田有佑、長田頼宗、内堀学、板倉敦史
【中堅】
遠藤晃司、乙津康志、原田通雅、山谷央、牧宏次、品田直樹、寺本重宣、杉山貴博、深水慎一郎、山田哲也、桑島和宏、萩原知哉、若林友、宇田川信一、後藤隼之、馬場剛、沢崎雄哉
【下位】
大塚信行、本吉正樹、岩谷真、坂本徳克、山本英志、平野恭兵、戸塚邦好、永田純也