毒島誠が優勝戦の1号艇！

準優日は雨模様、気圧が下がって向かい風が吹いた。風が強まることはなかったが、微妙なコンディションの変化でさえレース傾向に多大な影響を及ぶす当地。インの確率はガクンと下がり、一日を通じて1号艇の白星は3つだけ。当然、好配当の山が築かれた。

準優でも10Rで稲田浩二が黒井達矢にまくられ、11Rでは予選首位通過の金田諭が滝沢芳行にまくられて後退。波乱の流れは最終局面まで続き、12Rでは毒島誠が1マークで田野邊秀樹にまくられた。しかしそこはSG覇者。毒島は抵抗が無理と読むや、すかさず小回り旋回に切り替え。まくり差した行谷吉範を2マークで差し返して1着とした。まさに薄氷を踏む思いで勝ち得た1勝は実に価値の高い白星となり、毒島は優勝戦の1枠手中に成功した。

その毒島にとって気になるのが最終日の天気予報。かなり強めの向かい風が吹くという報に接し、毒島は表情を引き締めていた。

エンジンパワーランキング
【上位】
山崎義明、滝沢芳行、田野邊秀樹、橋本年光、金田諭
【中堅】
武田正紀、行谷吉範、栗原謙治、石塚久也、毒島誠、稲田浩二、黒井達矢、木下翔太、加藤政彦
【中堅】
中村裕将、星野政彦、新美進司、大貫英治、金子猛志、飯島昌弘、今泉徹、浅見宗孝、小澤和也、濱崎直矢、井手良太、武藤直志、門間雄大、土屋幸宏、富沢祐作
【下位】
川俣昌史、岡部哲、芦澤望、関根彰人、山本良一、永瀬巧、近藤友宝、野間大樹、竹内吉弘、山口亮、三浦裕貴、小川時光、伏島祐介
【ワースト】
深澤勉