ボートレース琵琶湖

琵琶湖

大橋純一郎が1年半ぶりの美酒!

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最終日は気温が22度まで上がって、追い風3m、波高3cmというコンディションで優勝戦の本番を迎えた。

枠なり3対3の進入から、スリットではイン角浜修がコンマ10のトップスタート。大橋純一郎新美恵一の好枠勢が1艇身残しで続き、カド4コースの吉村正明はコンマ17、そしてアウトの岩崎正哉川添英正の福岡勢はコンマ20台とやや立ち後れ気味となった。1Mは角浜が先マイ。大橋は差し、さらにその内を吉村が突く。新美は全速旋回も届かず、スタートで遅れをとったアウト勢も伸び切れず後方へ。角浜の逃げが決まったかに見えたが、うねりに少し足をとられたかボートが浮き上がり、大橋の差しが届いた。

バックは両者並走で迎えた2M、まずは内有利に大橋が先取り旋回。角浜もすかさず差し返す態勢に入ったが、そこへ内を伝って伸びてきた吉村が先マイ敢行。交差旋回となった分だけ角浜は差し返せず2番手に。ここで大橋が単独先頭に躍り出て、そのままゴール。今年3度目の優出で初優勝。通算では8回目の優勝を飾った。3連単2-1-4は2150円(4番人気)。

大橋は当地初優出で初優勝となり、「相性抜群です」と表彰式で笑顔を見せた。また、レースを振り返り「1マークはイメージ通りのターンができたし、角浜さんが一瞬浮いたので入れるかなと思い、懸命に走った。正直うれしいです」と1年半ぶりの美酒に酔う大橋に、場内から拍手が沸き起こった。