ボートレース浜名湖

浜名湖

高野哲史が浜名湖で初優出でのV!!

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「全国ヤングバトル 日本モーターボート選手会会長杯」は18日、優勝戦が行われた。今節は風向きが日替わり。前日は白波が立つほどの向かい風が吹き荒れてダッシュ勢の活躍が目立ったが、この日は追い風に変わり、唯一6号艇で1着の海野康志郎は進入動いて2コースまくりを決めたもの。ダッシュ艇の出番はほとんどなく、内優勢のムードを保ったまま頂上決戦を迎えた。

優勝戦1号艇は高野哲史。前検日から他を圧倒する気配を見せ、実戦では強烈な行き足を武器に初日連勝、その後は出足に伸びとバランス良く仕上げて節一のパワーを誇示。もちろん、優勝戦では断然の一番人気に支持された。出足を武器にオール3連対の黒井達矢と地元で唯一優出を果たした河合佑樹が好枠有利に票を集め、ファンの期待はスロー3艇に向けられた。5号艇の佐藤翼は機力アップを狙ってピストンリングを1本交換。展示気配は良好に見えたが、実戦での走りは…。

進入は枠なり3対3。インの高野哲が唯一コンマ0台の踏み込みでスリットから他艇をリード。そのまま危なげなく1Mを先マイし、バックでは一気に後続を引き離した。河合、稗田聖也佐藤翼の3艇が握り合い、2コースの黒井は引き波に揉まれて転覆。河合が2番手を追走し、6コースから最内を差した小野達哉を稗田が2M冷静にさばいて2周ホームで3番手に浮上。事故艇回避のため、そのまま高野哲-河合-稗田の順で入線した。

高野哲は昨年8月の若松以来となる通算3度目、浜名湖では初優出での優勝となった。前節のヴィーナスシリーズで魚谷香織が圧倒的な強さを見せた25号機とともに、今回優勝の23号機も今後の活躍が大いに期待される。2連単1-3は470円で2番人気、3連単1-3-4は2010円で6番人気。