芝田浩治、中谷朋子がV！！

「男女ダブル優勝戦第34回全国地区選抜戦」は男女それぞれの優勝戦が行われた。

11Rは男子の頂上決戦。直前の気象条件は晴れ、気温18度で向かい風1メートル。S展示では6枠の高濱芳久が前付けを敢行したが、5枠の永田啓二が阻止して並びはインから1256カド34。本番でピット離れに大きな差はなく、高濱は展示通りに前付けに動く。しかし今度は4枠の藤山翔大がブロック。永田はコース争いには参加せずにダッシュを選択し、並びはインから1246カド35となった。

トップSを放ったのはカドの松田隆司。そのままスロー勢を飲み込んでいったが、イン芝田浩治だけは松田隆のまくりを許さず、1マークでブロックしながら豪快にターン。松田祐季の差しも許さず、BSで他艇を一気に突き放してゴールまで快走。前節の平和島に続く連続Vを飾った。通算では55度目で、住之江では5度目のV。2着には松田祐、3着には高濱に競り勝った永田が入り、3連単1-2-5の払い戻しは1250円。

12Rでは女子の頂上決戦が行われた。直前の気象条件は晴れ、気温18度で無風。S展示で枠なりの3対3。ところが本番では2枠・池田明美がピット離れで遅れ、並びはインから134カド526に。スリットで飛び出したのは外の2選手。5コースの池田が内を飲み込んでいくが、イン中谷朋子までは届かない。中谷が池田の全速攻撃を豪快ターンでブロックし、そのまま首位独走。3月の津以来、今年3度目、通算12度目、住之江では2度目のVを飾った。2着には2マークで田村美和をさばいた池田が入り、3着はその田村で3連単1-2-6の払い戻しは6900円だった。