ボートレース浜名湖

浜名湖

V戦1枠の高野哲史が完調宣言!

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3日目は朝から向かい風が徐々に強まり、5Rでは白波が立つほど水面状況は悪化。レース発走をしばらく見合わせる中、6R以降は安定板装着のためにピット内は騒然となった。その時間帯にレースに挑んだ選手は強い波風に苦戦を強いられ、得点率上位の西川昌希は5Rのイン戦でダッシュ艇の強攻に屈して6着。後半9Rは3着と勝負駆けならず、まさかの予選敗退となった。初日連勝の吉村誠も3着以内に入れば優出当確となるはずだったが、3Rは2周2Mで振り込み、西村拓也に不利を与えたとして不良航法。地元優出は幻となってしまった。

波乱続出の今シリーズにおいて、高野哲史だけは悠々とレースを支配している。前検日から「足は向こうが上。高野哲史さんの優勝でしょう」という声があり、実戦でも力強い走りを披露。安定板が装着された2走も直線にターン回りと盤石で、予選は6戦5勝3着1回の好成績。堂々のトップ通過を果たした。開口一番「エンジン出てます」と笑顔を見せ、「行き足がいいからスタートを放っても出て行くし、全部の足がいいですよ」と完調宣言。安定板にチルト0で対応したが、「初日、2日目はマイナスでも全体にいいので、チルトの選択だけで行きます。ペラはもうこのままでいいです」と最終日はノーハンマーで頂上決戦に臨む。他の優出選手が「足は上がいる」と嘆くのは、前節のヴィーナスシリーズで圧勝の魚谷香織と同じムード。今節は23号機が高野哲に3度目の優勝をプレゼントしてくれそうだ。

地元勢で唯一の優出は河合佑樹。前期F3による150日間のブランクをまったく感じさせないレース運びを見せて、3号艇でのファイナル進出となった。「さすがに初戦はレース勘が戻ってなかったけど、2走目からは大丈夫ですよ」と胸を張る。「足のバランスが取れているし、安定板が取れれば高野(哲史)選手の次にいいと思っています」と仕上がりも上々。地元のヤングスターが高野哲の優勝に待ったをかけるか。

エンジンパワーランキング
【超抜
高野哲史
【上位
黒井達矢、小野達哉
【中堅
和合俊介、和田兼輔、岩川仁士、河合佑樹、稗田聖也、高野心吾、西川昌希、佐藤翼、吉村誠、鈴木諒祐、山田祐也、佐藤隆太郎、村松修二
【中堅
松本弓雄、下河雅史、豊田泰洋、田中辰彦、服部達哉、森作雄大、宮本夏樹、三川昂暁、坪口竜也、戸塚邦好、中島昂章、井手良太、竹田和哉、松井洪弥、吉田凌太朗、金子萌
【下位
海野康志郎、西村拓也、宮地元輝、大須賀友、北山康介、宮野仁、彦坂真太郎
【ワースト
大田直弥、峰重力也