浜名湖
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黒井達矢がドリーム制して連勝!
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「全国ヤングバトル 日本モーターボート選手会会長杯」は15日に初日を迎えた。追い風4メートルのコンディション。前検日から気圧が上がった事で、新ペラの調整に集中する姿が多く見られた。
レースは1Rから波乱の決着。山田佑樹が1Mで振り込み、竹田和哉に不利を与えて妨害失格。その後も村松修二が2Mで振り込んで高野心吾を転覆させて、こちらも妨害失格。松本弓雄も不良航法の判定を受け、まさに激しいバトルが展開された。
そんな中、黒井達矢、高野哲史、吉村誠が連勝を果たした。黒井は好枠を味方に的確にさばいて、ドリーム戦はインから力強く押し切った。高野哲はスリット近辺の加速感が素晴らしく、早くも節一の呼び声が高い。高野哲自身も「回った後の足もいいし、乗り心地も良くなって不満はないです」と胸を張る。そして吉村は地元水面で積極果敢な走りを披露。後半9Rはカドから豪快にまくって決着をつけた。ただし、「足はまだまだですよ。5番(山田祐也)の方が伸びていたし、ぼくのは中堅止まりです」と機力に不満。2日目が試金石の一戦となる。
その山田祐は前半4Rの後、記者を見つけるなり首をかしげながら「伸びなかったですね」と。「ペラ調整したら、出足だけになってしまった」と調整失敗を示唆。「もらったときの形に戻して再調整します」と再びペラ小屋へ。そして後半9Rは3着に敗れたものの、「良くなりました」と一転して笑顔を見せた。「前検は気圧が低かったから、調整しないといけないと感じていたので。気圧に騙されました」と冗談まじりに話す。「もらった時の方がしっかり力を引き出せますね。この形をベースにさらに良くしたいです」と、調整の方向は定まったようだ。
エンジンパワーランキング
【超抜】
高野哲史
【上位】
西川昌希、山田祐也
【中堅】
黒井達矢、坪口竜也、吉村誠、小野達哉
【中堅】
和合俊介、下河雅史、西村拓也、豊田泰洋、服部達哉、森作雄大、和田兼輔、岩川仁士、河合佑樹、宮本夏樹、稗田聖也、大須賀友、高野心吾、渡邉和将、三川昂暁、宮野仁、佐藤翼、戸塚邦好、中島昂章、井手良太、鈴木諒祐、竹田和哉、松井洪弥、佐藤隆太郎、吉田凌太朗、村松修二
【下位】
海野康志郎、松本弓雄、大田直弥、田中辰彦、宮地元輝、北山康介、峰重力也、彦坂真太郎