ボートレース浜名湖

浜名湖

松田祐季が逆転で予選首位突破!

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4日間の予選が終了した。天気は回復して気温も上昇。再び回転調整を施しての予選最終日となったが、トップ争いもボーダー近辺も大混戦。3日目を終えた時点で岡本猛金子龍介が同率首位だったが、いずれも4日目は2、3着と後退。連勝を決めた松田祐季が大逆転で予選をトップで通過。1、3着の山本寛久が2位に浮上して予選を終えた。

松田は「3日目より全体に落ちている感じ。スタートの行き足に不安があるし、ペラをしっかり調整したい」と万全の態勢で準優突破を目指す。山本寛は「出足がかなりいいし、ピット離れも良かった。伸びもついてきています」と機歴どおりに出足型を強調。「かかりはもう少しの感じなので、調整は必要ですね」と完調までもう一歩だ。予選3位の岡本は準優1枠を確保。3日目までは伸び型を示唆していたが、「伸びも含めて全体にいい。4日目が一番いい状態ですよ」と気候の変化も手伝ってバランス良く仕上がった。「スタートはまずまず行けている」なら、イン主張して逃走に全力投球だ。

金子は4位。「パンチが欲しくて求める調整したけど、乗りづらかったね。この調整は失敗、戻します」と再調整しての準優挑戦となる。回り足は変わらず強力だけに、2コースからでも十分勝負になる。持ち味を発揮すればトップゴールは十分可能だ。

地元勢では唯一、堤昇が予選を突破。2日目に待機行動違反で7点の減点を喫してからは、ピット離れを強力に仕上げてイン逃げ3連発。「でも、3日目ほどピット離れは出ていかなかったですね」とパワーダウン。準優は3枠で「枠なりになるかもね」と言うが、「もちろん(インを)取りに行くし、ピット離れ重視の調整を続けます」とスタイルは崩さない。

38号機の力を持て余している印象が強かった向後龍一は、前半2Rは差し損ねてターン回りの不安を露呈。「これはまずいと、黄金井(力良)くんに助けを求めた。彼のアドバイスでペラを調整したら、伸びを落とさずに舟の返りが良くなりました」と笑顔を見せる。談話の直前に行われた後半7Rはインから難なく先に回って、バックストレッチでは一気に後続を突き放した。「やっとこのエンジンの力を引き出せましたね。これまでは伸びだけ上位だったけど、今ならトータルでトップクラスですよ」と準優を前にして調整に正解を出し、台風の目となりそうだ。

エンジンパワーランキング
【超抜
山本寛久、向後龍一
【上位
平石和男、萩原善行、堤昇、岡本猛、金子龍介
【中堅
山一鉄也、橋本健造、中村真、待鳥雄紀、松田祐季
【中堅
水上浩充、石田豪、塚本太二郎、大橋庸志、藤生雄人、鈴木賢一、小羽正作、高濱芳久、豊田光紀、稲毛正剛、今泉和則、小宮淳史、山本隆幸、永井源、梶野学志、市川美宏、森作広大、黄金井力良、楠原正剛、高倉孝太、花井潤、渡邊裕貴、伏見俊介、中村泰平、岩田優一
【下位
池上裕次、武田正紀、江野澤秀明、松本博昭、抹香雄三、中島浩喜
【ワースト
齋藤勇