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向かい風が緩やかに吹き穏やかな水面となった最終日。8.40の廣瀬将亨が予選落ちとなる高いボーダーを乗り越えた6選手が集った優勝戦。インから岡崎恭裕、向所浩二、今村暢孝、カドは北野輝季が構え、渡辺浩司、加瀬智宏が奥へ引き、枠なり3対3へ艇団は分かれた。
北野が強烈なダッシュを乗せて襲い掛かる。彼のゼロ台ショットを止めたのが今村だった。懸命にブロックして自らが握って出たが、これは岡崎の動揺を誘うまでには至らず、バックへ向いたときには岡崎は早々逃げ態勢を確定させていた。北野は差しに切り替え、渡辺浩もまくり差し。2Mこの両者が激しく競り合い、この隙を突いたのが向所。そのまま人気両者で周回を重ねてゴールイン。
岡崎は今年V4とハイペースな勝ちっぷりだ。
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