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「第38回びわこ王座決定戦」の優勝戦。準優と同様に2コース発進となった浅見昌克がジカまくりでイン村田修次を沈め、前節の浜名湖に続く2場所連続優勝を飾った。
レースはスタート展示と同様に3対3の枠なり進入で開始。スリットを制したのはカド4コースの黒井達矢。少し遅れをとった3コースの田中豪を抑えて自力でまくりに出るも、2コースの浅見が黒井の自力攻撃に呼応するように内から握り返して抵抗。それが自然とインの村田を攻める形となり、浅見がまくりで抜け出した。スタートでやや遅れをとった田中豪が浅見に続く。村田は引き波とうねりにつかまって最後方まで下がり、6コースから全速まくり差しで伸びてきた高倉和士が3番手につけた。
道中で意地の追い上げを見せた村田が3番手に浮上したが、最終Mで内を突いた高倉が最後の直線で伸び勝って再逆転で3着に入線。絶好枠で圧倒的人気だった村田は4着に敗れ、3連単は2-3-6で45320円(78番人気)と高配当になった。
前節の浜名湖では同じ2コースからイン艇のFによる繰り上がりで優勝を決めた浅見だが、今節は準優戦、優勝戦と2日連続の2コースまくりで堂々の連続優勝を達成した。浅見は「デビュー以来、連続は初めてじゃないかな」と笑顔で振り返った。
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