ボートレース琵琶湖

琵琶湖

混戦を制した本多宏和がV!!

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気温8度とやや肌寒いながらも、晴れ間が広がる穏やかな天候となった最終日だが、レースの方は大波乱の展開となった。

勝てば当地3連覇となる野長瀬正孝が、序盤からシリーズをリードして予選トップ通過。準優も快勝して優勝戦は1号艇となり、節イチパワーを保持して3連覇へ死角は無いと思われた。

不穏な動きはスタート展示からあった。6号艇の丹下将がコース取りに動き、それをブロックしたのは2号艇の三宅潤。1号艇の野長瀬は無理にインに入らず、スタート展示では三宅がインコースへ。2コースに丹下、そして野長瀬が3コース、吉川昭男が4コースとなった。

そうして迎えた優勝戦本番。ここでも丹下は動く意思を見せたが、やはり三宅がこれをブロック。そして今度は野長瀬もしっかりインコースを主張し、三宅が2コース、丹下は3コースに陣取り、吉川は最後にボートを引いて4コースのカドを選択。4号艇の本多宏和が5コース、5号艇の稗田聖也が6コースにまわり、優勝戦がスタートした。

野長瀬は1艇身残しのスタートを決めたが、三宅、丹下の起こしが遅れて典型的な中へこみ展開に。しかもダッシュ3艇は全員0台のスタート。そこからカドの吉川が自力でまくって野長瀬を捕らえたが、吉川マークの本多がまくり差しで間隙を突く。この両者がバックで完全に抜け出し、内有利に本多が2マークを先取りして首位に躍り出た。吉川が猛追するも最後まで逆転はならず、本多がリードを守って優勝。3着には混戦を競り勝った丹下が入り、3連覇に挑んだ野長瀬は無念の6着に沈んだ。

3連単4-3-6は21340円(68番人気)と、展開同様に配当も波乱の決着となった。