角谷健吾がV戦ポールポジションを獲得！

今シリーズは気象状況の変化が激しいが、準優戦が行われた4日目は気温が14度まで上昇。各選手は連日コンディションに対応してペラ調整に東奔西走しているが、そんな中で準優3番勝負が行なわれた。

準優9RはインからトップSを決めた沖島広和が逃げ切って優出一番乗り。しかし、2着は6号艇・市川猛、4号艇・奥田誠が最後まで激しく争い、上がりタイムコンマ1秒差で市川が競り勝った。この2、3着が人気薄だったため、イン逃げ決着ながら2連単6250円、3連単2万7090円という超高配当となった。

続く準優10Rもインから吉村正明がコンマ11の的確Sショットを決めて逃走劇。2着には2コースから順走した2号艇・松崎祐太郎が入線し、こちらは2連単250円、3連単1260円という堅い決着となった。

準優ラストの11Rは1号艇・角谷健吾が満を持して登場。今節は「格上」として参戦し、ここまで予選を6戦4勝オール連対という期待を裏切らない走りでトップ通過を果たしたが、準優でもコンマ20というやや遅めのSながら1Mを先マイして危なげなく逃げ切った。2着には2号艇・川下晃司が入り、2連単320円、3連単1430円となった。

優勝戦メンバーの機力相場ではポールポジションの角谷が断然だ。出足も伸びもターン回りも抜群で、たとえS遅れてもスリットで持たせて先マイできる仕上がり。このイン戦に死角はなさそうだ。デビュー22年目にして初Vを狙う市川の回り足も上々。吉村正、沖島、松崎も、レース足は悪くない。

エンジンパワーランキング
【上位】
二橋学、角谷健吾、小野勇作
【中堅】
市川猛、西村秀樹、吉永浩則、吉村正明、重富伸也、河村了、井上大輔、松崎祐太郎、加藤政彦、武藤直志
【中堅】
角川政志、山崎昭生、新美進司、小川晃司、鈴木茂正、松尾宣邦、橋本久和、柴田光、清水紀克、佐々木英樹、関谷聖二、伯母芳恒、白井弘文、三瀬譲、青木義一、沖島広和、吉村茂樹、奥田誠、木村浩士、岩田優一、川下晃司、桑島和宏、宇田川信一、佐藤隆太郎
【下位】
山口俊英、加藤雅之、宮西真昭、向達哉、新井康行、齋藤真之
【ワースト】
大久保信一郎、齋藤篤