篠崎元志がインからしっかりと押し切りV！！

2013年の丸亀「SGモーターボート記念」では、優勝戦で痛恨のFに散った篠崎元志。それ以来の丸亀参戦となった今回は、「自分なりに思いがある」と、名誉挽回をかけた戦いとなった。その気迫のこもった走りから、9戦8勝で優勝戦に勝ち上がり、最後もインからしっかりと押し切り、思いを晴らした。2着には向所浩二。1Mは外マイに出るが、このマーク差しとなった大田直弥がBSで追いついてくる。向所はこれを2Mで冷静に先に回して差し、そのまま2着をキープ。3着には大田が残した。

勝った篠崎の勝利後の談話は次の通り。「二年半ぶりの今節は、特別な思いがあった。(MB記念のFは)もうボート人生で忘れることがない一走だったと思う。その後もしっかりSGを勝つことができたんで、しっかり克服して、ひと周り大きく成長できたと思う。足は初日の後半からよくなった。気候が変わっても、一節間いい足をキープできたと思う。年末のグランプリに出場するのが今年の目標。ボートレース丸亀の関係者やファンには迷惑をかけたんで、今節は少しでも返せたらいいと考えていた。優勝できてよかった」