ボートレース桐生

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地元の金子賢志が圧巻のV!!

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「第18回日本財団会長杯」は13日第12Rで優勝戦が行われ、地元の金子賢志が4カドからまくって圧勝。通算6回目、当地4回目の優勝を決めた。

優勝戦は進入から波乱。節一級に仕上がった2号艇・山口達也がピット離れで飛び出してイン取りへ。遅れた1号艇・打越晶も回り込んで辛くも2コースに入り、内2艇がやや深めの213カド456の並びとなった。こうなると4カドに構える金子賢にとって絶好の展開だ。3コースの吉永則雄がS遅れたことも手伝って、コンマ18のトップSを決めた金子賢は一気に内3艇を叩いて1Mをまくり切り、そのまま一人旅でVフィニッシュを決めた。後続では山口と6号艇・清水敦揮が激しい2着争いを繰り広げたが、最終的に機力で勝る山口が競り勝った。2連単4-2は4010円、3連単4-2-6は2万1860円という高配当決着となった。

それにしても、金子賢は地元にめっぽう強い。通算6Vの内、当地で4Vという成績が物語っている。14年8月の地元お盆開催では、1号艇・山崎智也、2号艇・秋山直之、4号艇・江口晃生という格上メンバーを相手に6号艇で優勝。さらに昨年1月の地元正月開催、続く2月の一般戦でも優勝するなど、地元水面では絶対的な強さを誇ってきた。

今シリーズも前検日に引いたエンジンは10%台だったが「エンジン勝率の感じはなくて、安心した」と前向き。結局は機力で上位と差をつけられながらも、最後に勝負強さを発揮した。現在A2級だが、来期(2016年後期)A1級復帰へ向けて、いい流れを作れそうだ。