琵琶湖
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山本隆幸が差して今年初V!!
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「びわこ企業賞争奪 近畿選抜vs九州選抜戦」最終日。朝から冬晴れの天気ながら日中も気温は上がらず、0度という厳しい寒さの中で行われた。
優勝戦は予選トップ通過から準優戦も快勝したシリーズリーダー大庭元明が1枠。2枠には同じく準優戦をインから逃げた岡村仁、そして3枠は準優戦を3コースからまくり差しで勝ち上がった里岡右貴。準優戦でその里岡に敗れて唯一インから逃げられなかった山本隆幸が4枠、5枠は同じく準優2着の前川守嗣、6枠に木下大將が構えた。
進入は枠なりの3対3。スタートは内のスロー艇トリオがコンマ10前後で横一線に並び、わずかに遅れてダッシュの山本、前川が続く。まずは大庭がインから先制。3コースの里岡が握るのを見て、4コースの山本が差しハンドル。しかし里岡がバランスを崩して派手に転覆。後続の木下も里岡を避けきれずに接触、転覆失格となった。
先頭は逃げた大庭と差した山本で、内の山本がややリード。2Mは山本が内有利に先取り。大庭が差し返しを狙うも後続の前川に阻まれ、さらにその内を突いた岡村が2着に浮上。1Mに事故艇がいたため、この時点で順位が確定した。
準優戦で唯一インから逃げられなかった山本が雪辱のV。今年初で通算では31回目の優勝となった。また今節は近畿選抜vs九州選抜戦と銘打たれていたが、近畿勢のワンツーフィニッシュで幕を閉じた。シリーズを引っ張った1枠の大庭が圏外に敗れ、3連単4-2-5は13450円(46番人気)の高配当となった。