市川哲也がV戦の絶好枠！

準優10Rは枠なりの3対3進入で折れ合った。ほぼ横一線のスリット隊形からイン辻栄蔵が先マイを敢行。差した川下晃司が道中で伸びて2番手追走。辻は貫録のコーナー運びで首位を独走。2Mでは川下の内を突いた船岡洋一郎が迫ったが、2周1Mで川下が船岡の内を切り込み、BS伸びて2番手争いに決着をつけた。2連単1-4、590円は3番人気。3連単1-4-2、1380円は6番人気。川下は地元初優出となった。

二つ目の準優11Rも枠なりの3対3で始まった。イン西島義則が好位に構えた正木聖賢を牽制気味に先マイ。正木は横流れで万事休す。差した亀本勇樹と4カドからまくり差した西野翔太が激しく2番手争いを繰り広げた。そこへ大外から最内を突いた新田泰章が加わり、三つどもえの戦いに。2周1M、亀本と西野が競った内を新田が突いて、単独2番手に浮上。西野がゴール寸前まで猛追するも届かず、新田が2着を死守した。2連単1-6、1260円は6番人気、3連単1-6-4、4000円は15番人気。

残る準優12Rも、3対3の枠なり。イン市川哲也が渾身の踏み込みから全速逃げ。好位に構えた麻生慎介が差して2番手をキープ。3着争いは谷勝幸と横田茂が終始競り合ったが、3周1Mで横田が谷を振り切った。2連単1-2、220円1番人気、3連単1-2-5、1300円5番人気と本命サイドで決着。

予選1位の市川がV本番の1号艇をゲット。予選2位通過の西島は2枠、そして3位通過の辻は3枠。4枠は麻生、5枠は川下、6枠は新田。元祖・S屋の市川がインからS仕掛けて、2016年初Vを狙う。

エンジンパワーランキング
【上位】
西島義則、市川哲也、前本泰和、辻栄蔵、山口剛
【中堅】
谷勝幸、麻生慎介、船岡洋一郎、新田泰章
【中堅】
田中伸二、島川光男、亀本勇樹、石田豪、角浜修、吉原聖人、佐々木英樹、横田茂、木山和幸、正木聖賢、松本博昭、奥田誠、山崎裕司、岡谷健吾、本岡勝利、川崎公靖、西野翔太、山口裕太、村岡賢、川下晃司、東潤樹、井内将太郎、大上卓人、向井田直弥、下寺秀和
【下位】
幸本誠、出本正博、古川健、三宅健太、抹香雄三、浜先真範、橋本明、山下流心
【ワースト】
中村智也、清水敬太、向井田佑紀