尼崎
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藤岡俊介がV締めに成功!!
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「日本財団会長杯争奪 歳忘れ今年もありがとう競走」、最終日。まずは選抜戦から。10Rは和田兼輔が、11Rは向所浩二が揃ってイン逃げ成功。ともに今節はエンジン出しに苦心したが、最後は意地の白星締め。
さて注目の優勝戦。進入は波乱なく枠なり3対3。スリットでは内4艇はきっちりSを決めたが、外枠の二人は1艇身近く遅れて圏外に。そして1マーク。インからトップSを放った①藤岡俊介が先マイ。③高橋正男が鮮やかなまくり差しで大接近するが、バック直線の足は①藤岡に軍配上がり、2マークまで伸び切って先手取り。ただこれで確信Vとはいかなかった。③高橋が諦めずに猛追。さらに1番差しで続いた②金子龍介も全く離されず、隙あらばの構え。3~4艇身の間にこの3艇が3周ビッシリと接近戦。ミス一つ許されない3周回となったが、結局①藤岡が首位を守って、③高橋も首位に迫りながら2位を守った。
優勝した藤岡は通算8度目、今年3度目、尼崎通算でも3度目のV。今節は初日からトップ級の気配を誇り、節間、突っ走り続けての優勝と存在感もたっぷり。世代交代を印象づけるような活躍で、来年も楽しみしかない。
また最終日は12レース全てで1号艇が白星と、オール本命サイドの決着に。最近はインの強さにさらに拍車がかかっている印象で、新年もこの傾向には気を配って舟券を組み立てたい。