ドリーム制して後藤翔之が好発進！

初日は本格的な冬到来を思わせる「赤城おろし」が吹きつける悪コンディション。第1Rから安定板を装着してのレースとなったが、時間を追うごとに風は次第に弱まって、第11、12Rの2戦は安定板が外された。

「目玉レース」の第6Rで、絶好枠の山田哲也が増田弘喜にまくられる波乱。山田が2着に盛り返したものの、3連単1万6千円超の荒れ戦となった。ほかでは、9Rが2万8千円、10Rで1万2千円オーバーの穴が飛び出している。

注目の「ドリーム戦」はイン中澤和志が先マイしたものの、5コースに入った6号艇・後藤翔之が鋭いまくり差し。BSで伸びた後藤が2Mを先取りしての快勝劇となった。初日は外艇で2、1着と、これ以上ない開幕ダッシュを決めた。中澤も1、2着と悪くはないが、好枠2走でのモノ。しかも1号艇で取りこぼしたのは痛いところだ。3着に競り勝った山田も前半レースよりは回復ムード。さらなる巻き返しに期待したい。

予選組では萬正嗣、藤生雄人の地元両者がそろって連勝の快発進。さすがにホームプールでのペラ調整を手の内に入れているのか、新エンジンにもかかわらず軽快かつパワフルな動きを披露している。中盤戦からも目が離せない。

エンジンパワーランキング
【上位】
中澤和志、萬正嗣
【中堅】
増田弘喜、山崎義明、渡邉睦広、佐川正道、藤生雄人、白井友晴、向後龍一、後藤翔之、中田竜太
【中堅】
高橋二朗、松本功、三品隆浩、齋藤勇、武田正紀、海老原孝志、大貫英治、後藤浩、堂原洋史、齋藤智裕、西村勝、河上年昭、一柳和孝、牧宏次、岡部哲、海老澤泰行、浅見宗孝、深澤勉、飯島誠、多田有佑、濱崎直矢、有賀達也、永田秀二、近藤友宝、田中堅、杉村賢也、鈴木雄斗、染川直哉
【下位】
久田正晴、中島浩喜、加瀬智宏、田野邊秀樹、山田哲也